小菅村橋梁長寿命化修繕計画の改定について

1.これまでの取り組み
小菅村では、橋の機能維持道路交通の安全性の確保、維持管理費用の平準化による将来的
な財政負担の縮減を図るため平成23年3月に「小菅村橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、
計画的な修繕を進めるなど、橋の維持管理に取り組んできました。
また、維持管理の基本となる定期点検は、平成26(2014)年度に法令に基づく1巡目の点検を完
了し、令和元(2019)年度に2巡目の点検を完了している状況です。
長寿命化対策としては、策定した計画に基づき補修工事を行ってきており、今後も計画
的に対策を実施していく予定です。

2. 改定の背景
平成26年3月に道路法施行規則において、道路の維持・修繕に関する省令・告示が公布され、
5年に1回の定期点検の実施と近接目視による点検方法が規定されました。また、平成26年6月に
「道路橋定期点検要領(国土交通省道路局)」が策定され、橋の健全性を把握するための方法
(点検方法や評価指標)が改めて示されました。
計画の策定から12 年が経過し、近接目視による新たな点検結果や修繕実績による知見
が蓄積されたことを踏まえ、橋梁長寿命化修繕計画の改定を行うこととしました。
また国土交通省が令和3年3月に改正した「道路メンテナンス事業補助制度要綱」の事業要件にも
準拠するよう見直しを行いました。

3. 改定の概要
改定の主な内容は以下の通りとなります。
・法令に基づく1巡目、2巡目の定期点検結果を踏まえて健全性の把握を行い、計画に反映しました。
・橋の補修工事を実施してきたことにより、前回計画と比べて管理橋の健全性が底上げされたため、
管理区分の見直しを行いました。
・長寿命化対策の優先順位を決定する際に考慮する「橋の重要度」を評価する項目の見直しを行いました。
・国の補助制度を踏まえ、橋の点検及び修繕に対する新技術等の活用や橋の集約化・撤去について方針を設定しました。


※詳細につきましては、添付ファイルをご覧ください。

小菅村橋梁長寿命化修繕計画

個別構造物ごとの一覧表

計画期間:令和5年4月 ~ 令和16年3月